楽天モバイルってどうなの?
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楽天モバイルの概要
楽天モバイルは、”楽天モバイルネットワーク株式会社”が提供するモバイル通信事業です。
2014年に大手携帯会社(docomo等)から電波を借りて提供する”格安スマホ事業(MVNO)からスタートしています。
2018年には、総務省より”4G電波(1.7GHz帯)”の周波数を割り当てられたことで、”携帯電話基地局の建設を開始。
2019年には総務省より”5G電波(3.7GHZ帯、28GHz帯)の周波数を割り当てられ、移動体通信事業者(MNO)としてサービスを開始して、大手通信会社3社(docomo・au・SoftBank)と肩を並べました。
2021年には”iPhone”の取り扱いを開始して、その後も楽天回線エリアの人口カバー率は99.9%を超えて、契約数500万回線を突破するなど、急成長を遂げてます。
なぜ、楽天モバイルの歴史から話始めたかと言うと、これからお話する楽天モバイルの”メリットとデメリット”の内容に繋がるからです。
楽天モバイルをおすすめできる人
まず、結論からお伝えいたします。楽天モバイルの契約をおすすめできる人は、
- とにかく携帯料金を安く抑えたい方
- 携帯電話の通信量を気にせずに使いたい(ギガ無制限)
- 通話時間を気にせずに電話をご希望の方(かけ放題)
- 楽天のサービスを利用している方(楽天市場・楽天カード・楽天銀行・楽天証券等)
- 楽天ポイントを貯めたい方
楽天モバイルのメリット・デメリット
■メリット
- ”基本使用料金”は大手携帯会社と違い、家族割(ファミリー割引)や光セット割(自宅のインターネット割引)などがなくても料金が安いです。
- ”通信量と料金”は、〜1GB:1,078円/〜3GB:2,178円/無制限:3,278円です。無制限プランは利用できる通信量に対しての料金が最安です。また家族割で110円ずつ割引が入ります。(※ソフトバンクの場合は〜1GB:3,278円【各セット割適応で2,178円】/〜3GB:5,478円【各セット割適応で4,378円】/無制限:7,425円【各セット割適応で4,928円】)
- ”通話料金”は、かけ放題:0円(※一部対象外番号あり。アプリ未使用時30秒毎に22円)(※大手携帯会社の場合はオプション形式です。オプションなし:30秒毎に22円/5分通話無料:880円/かけ放題:1,980円 ※一部対象外番号あり。)
- ”多彩な楽天サービス量とその連動性”は大手携帯会社より利便性が高いです。 ①”楽天カード(年会費永年無料)”は人気クレジットカードのランキングでは常に上位に入る、ポイントの還元率と利便性の高いクレジットカードです。②”楽天証券”は人気証券会社の上位に入り、対象商品やポイントサービスが充実しています。クレジットカードを経由した積立投資は特に人気で高い還元率で効率よく楽天ポイントを貯めることができます。③”楽天市場”は日本最大級の通販ネットショッピングサイトです。楽天グループのサービスを利用することで、楽天ポイントの還元率が上がるお得なプログラム(SPU)を活用したポイ活(ポイントお得に貯める活動)をされる方も多いです。その他にも、”楽天トラベル(旅行会社)”や楽天pay(キャッシュレスサービス)など楽天経済圏をもっとお得に利用できるサービスがたくさんあります。
- ”通信速度”は端末を利用される場所によりますが、大手通信会社に比べて速い場合があります。大手通信会社は回線が混み合う時間帯(午前7~9時の通勤・通学の時間帯、午後0時~2時のお昼休みの時間帯、午後5~7時の退勤や下校時間、そして午後9時~11時の帰宅後の時間帯)やイベント会場など人が密集する場所において通信速度が低下する場合があります。しかし、楽天モバイルは大手通信会社と比べて契約者数が少ないので、通信量(トラフィック)の増加による混雑が少なく安定した通信速度を実現できる可能性が高いです。
■デメリット
- ”基本使用料金”は大手携帯会社のと比べると安くお抑えることができますが、大手携帯会社の”格安プラン・サブブランド”(docomoのirumoやソフトバンクグループのワイモバイル)に家族割(ファミリー割引)や光セット割(自宅のインターネット割引)などのセット割引が入った料金と比べると高めです。
- ”通信品質”は、昔から”建物の中など遮る物”がある場合は繋がりにくいと言われています。それは、つい最近まで大手携帯会社3社が提供していた繋がりやすい電波の※周波数帯(プラチナバンド)を楽天は利用が認められてなかったからです。しかし、楽天モバイルも2023年10月23日に総務省より”プラチナバンド”の認定を受けたことにより、通信品質も向上していくでしょうが、まだまだ時間がかかりそうです。
- ”楽天サービスの維持”は携帯電話事業で基地局の設備投資の負担で赤字が続いていたこともあり、危機的な状況と言われています。グループ全体が崩壊することはないでしょうが、サービスの切り売りや楽天モバイルの値上げも考えられます。
※周波数帯とプラチナバンドをわかりやすく解説
※下記の図を全て理解する必要はありません!!

前回の楽天モバイルのデメリットの”❷”で出てきた”周波数帯”とプラチナバンド”に関して少しだけ深堀します。
携帯電話に限らず、電波はラジオや地デジなど様々な通信機器に利用されています。上記のように周波数帯は各サービス・会社によって割り振られています。それは、サービスに合う周波数があることと、電波が干渉してサービスに影響を与えないようにするためです。
上記の図を例にあげると、”docomo”の車(契約者)と”softbank”の車(契約者)が好き勝手車線変更を繰り返したり、1つの車線に集中した場合、混雑や事故の可能性が高まります。
より円滑に通信サービスを提供するために、周波数は分けられています。
この周波数にも特性があり、”プラチナバンド”という携帯電話の通信速度と繋がりやすさのバランスの取れた電波を、楽天モバイルは割り振られていませんでした。楽天モバイルは5G電波などの高い周波数帯をメインにサービス提供をしていました。故に”繋がりにくい”と言われていました。(現在はプラチナバンドが割り振られているので、安定した通信が可能なエリアが増えてきています)
まとめ
楽天モバイルは、プラチナバンドの提供が進んだエリアにお住まいの方や”家族割”などを組めない独り身にはお勧めできる携帯会社です。また、今後経営状態が安定すれば経済圏を利用するメリットは益々高まってくるので、一度楽天モバイルの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
通信の安定性さえ問題なければ、自宅にWi-Fi契約も不要です。月々の料金を安く抑えられ、無制限通信・かけ放題を維持できるのは大きなメリットです。
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